自家がんワクチン

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がんの再発・転移の予防、残存がんの治療を目指します。
患者様自身の組織を使った、患者様の専用ワクチンです。


自家がんワクチン療法とは 

 がん免疫療法の一つです。手術で取り出された患者様ご自身のがん組織から、がんワクチンを作製し、がんと闘う体内のリンパ球を活性化する治療法です。
手術で取り出され、ホルマリン漬けにされたがん組織、または、パラフィン(ろうそくの蝋のことです)に埋め込まれ「パラフィン包埋ブロック」に加工されたがん組織が、約2グラムあれば(大人の小指の1/3程度の大きさです)、原料として使用できます。手術を受けた病院に問い合わせれば、患者様のがん組織が残っているかどうかがわかります。


特徴は

 手術後の再発防止、転移予防、体内に残存しているがんの治療が期待できます。もし、放射線治療と併用できる状態の方であれば、併用によりなお一層の治療効果が期待できます。


標準的な治療方法や費用は

(1)事前のテストの注射1回と判定
(2)ワクチン注射(通常は隔週ごとに計3回)
(3)事後のテストの注射1回と判定、で1クールです。
(3)は省略する場合もあります。
通常は1クールの治療で終了します(長くても約6週間です)。
延々と繰り返す必要はありません。
1クールで150万円前後です。詳細は当院にお問い合わせ下さい。


副作用は

 抗がん剤のように白血球が激減したり髪が抜ける等の強い副作用はありません。自家がんワクチンを注射したところの一時的な腫れや1〜2日程度の発熱はありますが、いずれも自然に治っていく範囲で、大きな問題になるほどのものではありません。

詳しくは、こちらをクリックしてご覧ください。 


竹越内科クリニック
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